複雑な課題を、動かせる構造へ。
横浜OBKは、地域や事業が抱える課題の構造と現在地を診断し、次に必要な主体、専門性、事業、実証の進め方を組み立てる事業戦略オフィスです。
構造を診て、順序を整え、持続する事業へ。
答えを提示する前に、何を解くべきかを見極める。
横浜OBKは、与えられた課題や計画を、そのまま前提にはしません。
何が足りないのかだけでなく、
- 何を活かすのか
- 何を変えるのか
- 何をやらないのか
を見極め、必要な主体、専門性、事業、実証の進め方を組み立てます。
必要であれば実践にも入り、動かした結果から判断や進め方を更新します。
外部の専門家が答えを出し続けるのではなく、その地域や事業が、自ら次の判断や動きを生み出せる状態を目指します。
一つの動きから生まれた変化を、次の一手へ。
横浜OBKでは、これまでの実践から培ってきた考え方を「連鎖設計」と呼んでいます。
実現したい状態から、その成立に必要な条件や阻害要因を捉え、現在地との間に何があるのかを診る。
そこから次の一手を考えて実践し、生じた変化を確かめながら、必要であれば条件や進め方そのものを見直します。
実践は、計画を実行するためだけのものではありません。動かしてみることで、次に何を判断すべきかを知るための診断にもなります。
一つの成果で完結させるのではなく、そこから生まれた変化を次の動きへつなぎ、地域や事業が自ら更新を続けられる状態をつくる。
それが、横浜OBKの考える連鎖設計です。
3つの実践
案件によって、必要な介入も、その順序も異なります。
同じ手法を当てはめるのではなく、何を起点とし、どこから動かすべきかを判断してきた3つの実践を紹介します。
日本橋問屋街
商いの未来から、地域の仕組みを考える。
問屋業を営む事業者の実態と将来の可能性を起点に、不動産活用とまちづくりを並行して進めました。
「まち」という曖昧な受益者ではなく、そこで商いを続ける事業者を重要な起点として捉え、地域の将来像、空間のあり方、協議の仕組み、地域運営へと展開しています。
歌舞伎町
介入の規模と仕組みを組み替える。
「現代版家守」の考え方を背景に、拠点、イベント、企業誘致、情報発信、公共空間など、異なる規模の介入を組み合わせて展開しました。
その後のタウンマネジメントでも、新しい組織に既存の活動を集約するのではなく、既存団体や活動との緩やかな連携と役割分担を前提とした仕組みを選択しました。
北十間川・隅田公園
活動から仕組みを育てる。
当初想定されていたエリアマネジメント組織を所与とせず、誰が受益し、誰が担うのかを捉え直しました。
既存組織に新たな負担を求めるのではなく、公共空間を使うこと自体に価値を感じる主体が生まれ、活動できる環境を整える方向へ転換。行政職員自身も実践に入り、地域活動を受け入れ、支える体制をつくりながら、活動の広がりに応じて必要な連絡・調整の仕組みへつなげました。
扱うテーマ
地域や事業の課題は、一つの領域だけで解けるとは限りません。
横浜OBKでは、案件ごとの状況を見ながら、必要なテーマや専門性を組み合わせて進めます。
地域戦略・地域づくり
地域の将来像だけでなく、誰が何を担い、どのような事業や仕組みで動かしていくのかを扱います。既存の計画や組織を確定した前提とせず、地域の実態から必要な進め方を組み立てます。
施設・不動産
土地や建物を、所有者の人生設計や経営・事業の中でどう位置づけるかから考えます。活用以前に老朽化や権利関係などの課題があれば、そこまで遡り、適切な事業手法、投資、運営のあり方を検討します。
商い・事業づくり
今いる顧客や既存の市場だけでなく、まだ顧客になっていない人や、まだ形になっていない需要にも目を向けます。
地域の資源や既存事業を活かし、新しい価値や関係をつくりながら、これまでになかった顧客や商いが生まれる可能性を事業として形にしていきます。
観光・ブランディング
情報をどう発信するかだけでなく、何を地域や事業の価値として捉え、誰に届けるのかから考えます。観光、商品、場所、活動などをつなぎながら、価値の伝え方と事業へのつながりを設計します。
公共空間・運営
広場、公園、道路、水辺などをどう使うかだけでなく、誰が利用し、誰が受け入れ、誰が支えるのかまで捉えます。活動が生まれ、続いていくための運営や関係のあり方を整えます。
調査・診断・評価
調査そのものを目的とせず、次に何を判断すべきかを明らかにするために、地域、事業、施設、計画などの実態を捉えます。既存の方針や計画の評価、事業を始める前の前提整理から入ることもあります。
実際の案件では、これらのテーマが複数重なることが少なくありません。課題や依頼内容がまだ整理されていない段階からでも相談できます。
また、必要な専門性をすべて横浜OBKで抱えるのではなく、案件に応じて適切な専門家と協業し、専門領域が明確になった段階で次の担い手へつなぐことも、横浜OBKの役割の一つです。
About
合同会社 横浜OBK
横浜を拠点に、地域や事業の複雑な課題を扱う事業戦略オフィスです。
案件に応じて外部の専門家や実践者とも協働しながら、構想から実践まで関わります。
橘 昌邦
代表/事業ストラテジスト
地域再生マネージャー(ふるさと財団)
地域や事業の課題を、特定の専門領域に限定せず扱う事業ストラテジスト。
建築・都市・不動産・地域づくりを基盤に、商いや事業づくり、顧客・利用者の発見、新たな需要の創出まで視野に入れ、行政、民間企業、商店街、地域組織など多様な主体と協働してきました。
構想や計画をつくるだけでなく、事業化、施設活用、活動の立ち上げ、運営など実践にも関わりながら、領域を横断して課題の構造を捉え、次の動きへつなげています。
これまで大学・専門教育機関での講義のほか、自治体、企業、地域組織等を対象とした講演・研修・ワークショップにも携わっています。
主な経歴
- 株式会社アフタヌーンソサエティにて、地域・不動産・商いに関わる各種プロジェクトに従事
- 現代版家守、CET(Central East Tokyo)など、地域の資源を活かした実践型プロジェクトに参画
- 株式会社POD 共同代表を経て、現在はファウンダー・顧問
- 東京理科大学 建築学科 非常勤講師など、教育・人材育成にも従事
- 商店街や地域組織の運営に当事者として参画
- 横山町馬喰町まちづくり株式会社 顧問
- 株式会社DEN 顧問
- 合同会社 横浜OBK 代表
Contact
課題を整理するところから、ご相談ください。
相談内容や依頼内容が、最初から明確である必要はありません。
現在の状況や背景を伺いながら、何を解くべきなのか、どこから始めるべきなのかを一緒に整理します。
そのうえで、横浜OBKが担うことと、他の専門家に委ねることを見極めます。必要に応じて、適切な専門家へつなぎます。
講演、研修、ワークショップ等のご依頼についてもお問い合わせください。